弟(教員)は私立高校の面接と英語の入試問題を作成しています。
どんな生徒を不合格にしているのか?生徒の特徴を聞いてみました。
まず高校入試面接対策をする前に、なぜ高校は面接をするのか?その意味を理解しましょう。
高校面接で将来の夢を語る前に私立高校面接の質問でも同様の主観が入ってきます。
1、受験する高校の校風や教育方針を理解しているかを知りたい。
「当高校にはどのような印象をお持ちですか?」この質問がまさにそう。
高校側は入学して生徒や保護者が誤解しないように確認する意味があります。
2、生徒の人間性を知りたい。
高校側も生徒の個性や人間性を大切に尊重していく教育方針になっています。
そのため少しでも生徒の人間性を面接で確認して知りたいという意味があります。
3、併願高校について知りたい。
私立高校では特に併願高校を意識しており合格者が入学辞退する人数を見込んで合格者数を決めています。
ここで注意してほしいのは、合格したら入学する意思があるのか問われますので
よほど本命の高校でないのなら曖昧な返事はせずに「先生や家族と相談して決めます」と答えた方が賢明です。もちろん第一志望の高校であればその意思をハッキリと伝えましょう。
高校側の考えも理解しましたね。では本題です。
こんな生徒は即不合格になってしまう生徒の特徴を紹介します。
1、服装が乱れてピアスをしている。
高校入試面接はマナーが大切と言われていますが、どんなに礼儀作法や成績が良くても
服装が乱れている生徒は高校側も慎重になってしまいます。
なぜなら人は第一印象でどんな人かを判断するためです。もちろんピアスは論外です。
逆に自分の意見がまとまっていなくても清楚な服装で見栄えが良く
ハッキリと答えている生徒は好印象なようです。
2、高校入試面接の基本マナーがない。
ハキハキと話せているか?
早口で話していないか?
背筋は曲がっていないか?
目線がキョロキョロしていないか?
入室から退室までの礼儀はできているか?
3、志望動機が弱い。
次に高校受験面接でほぼ100%聞かれるのはの志望動機です。
高校面接で自己prするのに志望動機は絶好のアピールポイントですから
家から近いから・・という想いの弱い志望動機は避けた方が無難です。
高校側もこの学校にどうしても入りたい!という意欲のある生徒を入学させたいと思っています。
高校面接で趣味や特技から自己prが必要になってきますので
高校受験面接の正しい長所と短所の伝え方も併せて次回のブログで紹介したいと思います。