勉強なんてしなくていい!?勉強する意味を問われた弟(教員)が話す模範回答

中学生の子どもから「なぜ勉強しなくてはいけないの?」
「勉強なんてする意味がわからない、どうして勉強が必要なの?」
お父さんお母さん、もしそう言われたらどんな答えを用意できますか?
「将来のために必要なのよ!」「勉強していれば色んな仕事の選択肢が増えるから」
これは正論であり、多くの親が言うセリフでしょうね。
しかし子どもは大人になった未来のためと言われても「???」納得がいきません。

そして多くの子どもは(もしかしたら親のあなたも)潜在的に勉強する意味が分からないと
感じているのではないでしょうか。
日本はまだまだ学歴社会なので「なんで勉強する必要があるのか?」と疑問を持つ生徒よりも
当たり前にやらなければいけないものだ。と疑問を持たずに勉強に取り組む生徒が評価されやすい。
真面目な子どもは特にそうですね。
でも疑問に感じている子どもの声は大切にしなければいけません。
勉強する意味を問われた弟(教員)が話す模範回答を紹介します。

生徒:先生、どうして勉強しなくちゃいけないの?なんの意味がありますか?
私みたいに成績が悪いと余計にそう思ってしまいます。

弟(教員):いい質問だね。この疑問はどの生徒も潜在的に思っています。
意外かもしれないけど通知表オール5の子どもからも「何で勉強しなくちゃいけないの?」
って聞かれたよ。みんな同じだよ。じゃあ説明するから黒板をよく見てね。

真剣に10年後の自分を想像しよう。
人生では学生時代よりも圧倒的に大人の時間の方が多いのです。
10年後のあなたは何歳ですか?中学生なら23~25才
高校生なら26才~28才の大人ですね。

では目を閉じてください。

その時にあなたはどんな生活を送っていますか?
どんな場所に住み、どんな仕事について、どんな人と出会い、いつ結婚して、
どんな家族を持ち、平日の朝は何時に目覚め、昼はどんな仕事をし何時まで働いて
家に帰って家族とどんな会話をして。休日は何時に起きて、どこへ遊びに行って、、

=10年後の自分は毎日何を感じ、何を考えてていますか?=(1分待つ)

・・

・・・

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では、その10年後の自分になりたいですか?
「はい!」と答えられる人は大切にその想いを持ち続けてください。
そんな自分になりたくない、よく分からない人は

=10年後はどんな自分になっていたいですか?=(1分待つ)

どんな場所に住み、どんな仕事について、どんな人と出会い、いつ結婚して、
どんな家族を持ち、平日の朝は何時に目覚め、昼はどんな仕事をし何時まで働いて
家に帰って家族とどんな会話をして。休日は何時に起きて、どこへ遊びに行って、、

・・

・・・

・・・・・

その10年後の自分に期待(わくわく)できますか?それとも不安ですか?
おそらく期待と不安が入り混じっている状態でしょうね。

あなた達はこれから大人になるのです。
大人になるということは先ほど想像した成りたい自分になるために
不安や問題を解決する力をつけるということ。
ではどうして人は不安になると思いますか?
不安は経験と知識が足りないから湧き出てくる感情なんです。
不安は勉強して知識を身に付けることでしか消えません。

たとえば自動車を作りたいエンジニアになりたい人。
自動車の設計図が理解できずに車が作れますか?
医者になりたい人は医学論文のほとんどは英語です。
英語が分からずに医者になれますか?
海外で働く人がその国の歴史や文化を理解せずに生活できますか?

はじめての経験は不安や恐怖を感じるものです。
幼いころに補助輪なしの自転車に乗ったとき不安だったでしょう。
小学校に1人で行く時も不安だったでしょう。
このように人は見えない未来に対して不安や恐怖を感じるもの。
それは大人になっても同じです。

経験したことのない世界で生きていくことは闇の中を手探りで進んでいくようなもの。
しかし知識という光があればあなたの足元を、行く先を照らしてくれる。
その知識を身につけるのが勉強なんです。
知識があれば不安や恐怖を限りなく減らしてくれるものなんです。
勉強しなければいけないと後ろ向きに考えるよりも
10年後の成りたい自分に成るためと前向きに考えるようにしましょう。
もしあなたが勉強する意味が分からないと悩んでいるなら
まずは真剣に10年後の自分を想像してみませんか?
その答えは自然に出ているはずです。